Author Archives: SLabo7uk

医師

臨床医と研究医

医師という仕事は大きく分けて臨床医と研究医の2種類に分けることができ、それぞれによって仕事内容や役割は大きく異なることになります。
多くの人が思い浮かべるのは病院の先生になると思いますが、こちらは臨床医にあたり、患者さんを直接治療するのが仕事となります。
これに対して研究医は、病院や大学等で病気や薬、治療法の研究を行うのが仕事となり、医学界を影ながら支える、いわば縁の下の力持ちのような存在です。

臨床医の具体的な仕事内容は、患者を診察し、治療の処置をすることにありますが、実際には看護師が注射をしたり点滴をしたりすることになりますので、現実的には診断をして患者さんに投与する薬を選ぶことや、その量を決めること、また具体的な治療法を看護師に指示することが仕事となります。
大きな病院に勤務する場合には、内科や外科、眼下、小児科といったように分野毎に分かれているため、より専門性の高い知識が求められることになります。
これに対して地方の小さな病院に勤務する場合には、医師の数が少なく、専門分野に特化した診察もできないことから、全ての分野の知識が必要になってくることになります。

臨床医は実験を繰り返す研究者のような仕事内容になります。
現在、医学は目覚ましい発展を遂げていますが、まだまだ治療が困難な病気は多く、臨床医はこういった難病等に関する治療法を研究するのが仕事です。
日々実験とデータの採取を繰り返していくという一見地味な仕事ですが、研究医の仕事は人類の未来に直結する仕事となりますので、重要な役割を担っていると言っても過言ではありません。

年収はどのくらい?

医師の資格を所持している人しかできない特殊な仕事でもあり、また人命にも関わる多大な責任も伴う仕事であることから、この仕事の収入は非常に高くなっています。
勤務医の平均年収は2013年の段階で1477万円という調査結果が出ています。
普通に働いているサラリーマンの年収が500万円程度であるのを鑑みれば、およそ3倍もの収入が期待できる医師という仕事は非常に魅力的にも見えることでしょう。

独立して開業すると、年収は2000万円を超えることも多く、この辺りは他の職種と比較するとあまりにかけ離れています。
しかしながら、開業医の場合には設備に投資しなければならず、まずはその費用を回収しなければなりませんので、儲かっているのは確かですが一概に大金を稼げるとは言い切れないようです。

また、医師になるためには医学部へと進学しなければならない点も重要です。
医学部の学費は6年間で3000万円を超えるケースも多く、また本人の意思が相当強くなければ勉強に追いつかないということも多いです。
当たり前ですが、医師を目指す全ての人が必ず医師になれるわけではありません。

婦人科

婦人科と産科

婦人科は、生理不順、下腹部痛、不正出血や、女性器の異常・疾患などの女性特有の症状を専門に扱う診療科です。
妊娠や出産を専門領域とする産科とあわせて、「産婦人科」として営業しているところが多いですが、基本的に婦人科単体では産科の担当する領域を診ることはありません。
産婦人科は、産科を求めて受診する妊婦さんなどが常にいるため、女性の疾患に特化した婦人科を受診する女性も数多くいます。

子宮がん、子宮頚がん、乳がん、子宮筋腫など女性のみを脅かす病はいくつもあります。
これらは将来の妊娠出産や、自分自身の命に直結する重病でもあるため、早期の発見、早期の治療を行わなくてはなりません。
不安を感じ、悩んでいる女性を救うのが婦人科の使命と言えるでしょう。

婦人科医の仕事

婦人科医の仕事は、患者さんの診察、検査、手術、アフターケアなどです。
婦人科では、患者さんからカウンセリングを行い、診察をする過程でさまざまな検査を行うこともあります。
血液検査や尿検査、MRI、細胞組織検査、腹膣鏡検査などがあり、ホルモンバランスの状態から、子宮や卵巣の腫瘍などを探るのです。

そこで重大な疾患などを見つけた場合は、治療のための手術を行います。
このため、婦人科は外科的な要素を持ち合わせた診療科であると言われており、婦人科医は高度な手術スキルを問われることもあります。

また、症状が思わしくないことや、場合によっては女性にとって大切な器官である、子宮や卵巣の摘出手術を行わなくてはならないこともあるため、治療中・治療後の患者さんの心のアフターケアも大切な仕事の一つとなります。
女性の身体を守り、新しい一歩を踏み出せるように支援することで、婦人科の仕事は貫徹されます。

婦人科の転職事情とは

婦人科は、産科と比べると治療がメインの仕事となるため、勤務時間明確になりやすいという特徴があり、一定の人気があります。
また、近年は婦人科で検診を受けることの重要性が叫ばれていることから需要が増えており、比較的転職しやすい状況となっています。

総合病院の婦人科に転職する際に大きな武器となるのが「婦人科腫瘍専門医」の資格です。
産婦人科専門医を取得している医師が、婦人科がんの勉強を積み重ね、試験に合格することで取得することができる資格であり、婦人科がんに対する注目が集まっている昨今では、キャリアアップに非常に役立つ資格です。
豊富な臨床経験がなければ合格が難しい資格ですが、取得すれば大学病院、国立病院、企業立病院と、ジャンルを問わず転職に有利となるでしょう。

総合病院では、宿直や、深夜外来の対応があるため、体力が問われますが、大きなやりがいを感じることのできる職場です。
今後のビジョンを立てることが出来なければ、転職をしても無駄になってしまう可能性もあるため、自分にとっての適性を考えた上で、どの病院に転職をするのかを慎重に決めるのが良いでしょう。

美容外科

美容外科とは何か

美容外科は臨床医学の一つです。
美容外科はしばしば整形外科と混同されることもありますが、その性質は根本的に違います。
病気や怪我などによって負った外的な後遺症を治療する整形外科に対して、美容外科は外見の美しさを高めるための矯正や手術を行う診療科です。

美容外科は外科学から独立しており、近年急激に拡大している分野でもあります。
認知度も高く、美容外科を標榜する病院は年々増えてきています。
総合病院でも扱っているところがあり、ますます成長が期待されています。

美容外科での診療は、生命や日常生活に直接的な影響のない、美観に着目したものであるため、健康保険が適用されないのが特徴です。
もっと美しくなりたい、自分のコンプレックスを直したいと考えている人が病院を訪れます。

美容外科での仕事

美容外科医の主な仕事は、患者さんの望みを叶えるための手術を行うことです。
顔の各部位の整形、脂肪吸引、豊胸手術、わきがの治療など、患者さんのコンプレックスを解消するための手段を提供します。
さまざまな部位に対する手術があり、医師それぞれに特化している分野があるのが特徴と言えるでしょう。

美容外科では患者さんの見た目をより美しくするため、身体の表面にメスを入れます。
一歩間違えば患者さんのコンプレックスをより深いものにしてしまいかねないため、医療ミスは許されません。
手術を無事成功させ、コンプレックスを取り除いてあげることができれば、患者さんの喜ぶ顔を間近で見られ、大きな充実感を得られるでしょう。

美容外科は独立しており、医学の1分野ではないため、医師免許さえあれば専攻や経験は関係なく、美容外科医を名乗ることができます。
そのため、より医師各々の質が問われ、個人の技術や知識の研鑽が大切となる分野なのです。

美容外科の求人情報

美容外科は、その需要が高まっていることから、求人も比較的多く見られます。
大学病院においては、あまり美容外科を置いているところが多くはないため、総合病院での勤務を目指すならば、それ以外の病院を狙うのが良いでしょう。
総合病院での美容外科は急増してきているため、チャンスは増えてきているのです。

美容外科医は難度の高い手術を担当することも少なくないことから、転職を志す際は、手術経験の豊富さを問われる場合があります。
今までに難しい手術をした経験がいくつもある場合には、その事実をアピールすることが大切です。
転職の準備は早めに行い、優位な条件で進められるようにしましょう。

また、デリケートな悩みを抱える患者さんが多いため、コミュニケーション能力や相手を安心させてあげることのできる対話力も問われます。
メンタルのケアにも精通しているような医師ならば、転職先でもさらに重宝される可能性があります。

小児科

小児科の特徴

小児科は幼い子どもが持つ疾患を総合的に診療します。
子どもは当然ながらまだ身体が出来上がっていないため、大人と同様の治療を施すことはできません。
敏感な子どもの身体に適した、薬の処方や手術などを行うのが小児科なのです。
小児の区分は新生児から15歳くらいまでと言われています。

小児科は専門分野別に分かれている場合もありますが、多くの場合が全てを総合的に診ることとなります。
そのため、小児科の診療範囲は非常に広く、さまざまなことに精通していなければなりません。
子どもは感染症を起こしやすいため、軽度な患者さんも多く訪れますが、それだけに重病に繋がるサインを見落としてはならないのです。

小児科に求められるもの

親御さんにとっては、小さな子どもの体調不良は非常に心配なものです。
いい加減な対応や診察で、その不安を膨らませるようなことをしてはなりません。
そういったことから、患者さんやその親御さんとコミュニケーションを取ることが求められます。

親御さんの不安を解消してあげられるように、丁寧な診察、説明を行うことができる人材が評価されるでしょう。
また、深夜外来は他の科と比べても混みやすいため、忙しい中でも焦らず冷静な判断を下せなくてはなりません。

小児科医の仕事とは

小児内科は子どもの診察と薬の処方を行うのが主な仕事ですが、小児外科では手術を行うこともあります。
子どもは大人よりも麻酔への耐性や、長時間手術に耐える体力がないため、手術時も気を付ける点が多数あります。
後遺症や感染症に気を付けた、デリケートな手術が要求されます。

未来を担う子どもたちの健康を守る重要な仕事をするのが小児科です。
大変なことも数多くありますが、その分達成感ややりがいを感じることができます。

小児科の転職事情

小児科は現在医師不足の問題を抱えており、求人数も多く見られます。
そのため、小児科医の転職は比較的しやすくなっていると言えるでしょう。

小児科医は診療範囲の広さから、さまざまな症例を取り扱っている総合病院へ転職をする場合は、どこかの分野に専門性を持っていることも大きな武器となります。
希望する病院がどの専門的知識や技術を求めているかが重要になってきます。
未熟児や循環器、小児障害の治療経験がある場合には、とくに重宝されやすく、転職先の選択肢も広がりやすいでしょう。

転職をする場合には、その先のビジョンを明確に持って進めることが大切です。
例えば、総合病院には大学病院や国立病院、企業立病院などがありますが、研究設備の充実している大学病院で、技術や知識を高めながらキャリアアップをするという道もあります。
自分がこれから、どのような小児科医を目指すのかによって選択も変わってくるため、良く考えて転職先を探すようにして下さい。

精神科

精神科の診療範囲

精神科は、メンタルヘルス全般を扱う診療科のことです。
不眠症やうつ病、パニック障害や自律神経失調症、適応障害などを診療の範囲とし、人間の心や脳に関係した疾患を治療します。
ストレスを感じることの多い現代社会において、その需要は高まっており、一昔前と比べると認知度も増しています。

「心療内科」や「神経内科」と標榜していることもありますが、心療内科は本来の精神科に非常に近いながらも心身症を専門としたもの、神経内科は脳や神経の疾患を扱う場合もあり、細かい区分は多少異なります。
本来の精神科は精神疾患に特化したものであり、心の症状を専門とするものですが、現在では幅広いカテゴリーを合わせて精神科と呼称しているケースが見られます。

メンタルは、その人の人格を形作るものであるため、一度疾患が出てしまうとさまざまな弊害が生まれます。
そういった問題を抱えた患者さんが精神科を受診するのです。

精神科でできること

精神科医の仕事は、主に患者さんのカウンセリングをして、必要に応じて薬の処方、入退院の決定を下すことです。
他の科とは違い、手術などの直接的な手法で治療を行うことはありませんし、基本的には対処療法が中心となります。
目には見えない心の病を治療することは、困難ではありますが、根気強く患者さんと向き合う精神力が問われる仕事です。

また、精神科の患者さんは長きにわたり通院することも多いため、長期的な身体管理も精神科医の仕事の一つです。

総合病院における精神科の求人

精神科の需要が高まっていることから、その求人も一定数あります。
総合病院の場合は、幅広い疾患を取り扱っていることから、どの専門領域の人員に空きがあるのかがカギとなります。
自分の専門に空きがあるのなら、早めの行動をとりましょう。

多くの症例に触れていたり、内科的な領域にも精通したりしているのであれば応募の幅も広がるでしょう。
事前に転職の準備を進め、求人を常にチェックしておき、チャンスがあれば、迅速な応募をすることが大切です。。

また、重宝される人材としては、患者さんとしっかりと向き合え、なおかつ冷静な判断を下せる精神科医です。
精神科はその性質から、感情的になる患者さんも少なくはありません。
それに腹を立てたり、心が折れたりするようなことがなく、症状の改善のためにベストを尽くせる方は、転職先でも高い評価を受けられるでしょう。

経歴を活かした転職

大学病院は教育機関でもあるため、ベテラン医師が、その経験を買われて採用されるケーもあります。
自信の経歴を活かしたキャリアプランを立てることができれば転職は有利となるでしょう。
取り扱う領域が幅広いことから、自分の今までの経験を転職に反映させやすいのが精神科の特徴だと言えます。